導入事例

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

大規模組織のセクショナリズム打破への取り組み

企業概要

URL
本社所在地
東京都江東区豊洲
業種
情報通信
選定理由
システムパフォーマンスの安定性
社員数
10,139名
利用製品
Beat Office
ユーザ数
約10,000名

目的

 ・各社員が、所属や部署を超えて、日頃考えている想いや気づきを「発信する」場を提供
 ・各社員が自分の会社、仕事、自分自身の存在価値に「気付く」場を提
 ・組織や役割を超えて社内ネットワークを構築する場を提供

導入背景

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、NTTデータ)では、2005年6月に新たなグルー プ経営ビジョンとその実現に向けた行動規範を策定し、その後、社員の目線でビジョンを浸透させることを目的として「新・行動改革 WG(ワーキンググループ)を立ち上げた。そこで、社内公募で集まったグループの一つが「セクショナリズムの打破」に向けたテーマ方 策案作りに取り組むことになった。 プロジェクトベースで行動する際は、時間と業務タスクの管理を入念に行わなければならなく、プロジェクトを超えた部署間の助け合いの 文化を作り上げることに課題を感じていた。「会社全体を俯瞰すると全体としての一体感やスケールメリットを感じにくい」という意識が あったと運営者は語る。 そこで、各社員が、所属や職種を超えて、日頃考えている想いや気づきを「発信する」場と自分の会社、仕事、自分自身の存在価値に「気 付く」場、そして組織や役割を超えて社内ネットワークを構築する場を提供することが閉鎖的な職場環境を打破するキーであると考え た。。具体的なアプローチとして、まずはセクショナリズムを問題視している変革意識の高い社員を最初のターゲット層とし、彼らをロー ルモデルとすることで、それらの問題に気付いていなかった社員の行動を変革できるのではないかと想定した。

導入効果

「現場、特に若年層同士の人脈関係が薄く、個々人で業務を遂行している意識が強い」といった問 題意識が経営層でも挙がっており、社内SNS導入の狙いが共有されていた。2か月間で設計から開発・システム運営テストまでを進め、 本格的オープンしたのは2006年6月。参加者による口コミによって、オープン初日の登録者数は500名、4日間で2,000名、1 ケ月間で3,000名の社員が社内SNSを使い始め、運用開始から好調なスタートを切り、2009年7月にはNTTデータグループに Nexti(NTTデータ独自のシステム名称)を展開した。 Nextiにおいて特に効果を発揮しているものにQ&Aと日記がある。Q&A活用の特徴は、分らないことが組織を超 えて瞬時に解決する(30分程度で回答を得られることが多い)ことである。全員のトップ画面に表示されるため、タイムリーな情報発信 をすぐに確認ができ、閲覧者が多くなるためより多数の回答も得られやすくなる。例えば、ある社員がNTTデータのCTI/CRM製品 「VOISTAGE」のIVR(音声応答システム)機能について、社外の友人から問い合わせを受け、情報を知る担当者とその情報を 持っている人がいないかどうかを質問したところ、30分程度で回答を得られた。その後、Nextiを通じて情報を得たIVRソリュー ション(その他取扱い類似製品の案内含む)を社外の友人に案内し、質問投稿後の5日後には、質問者の友人と回答者のソリューション担 当者が密に連絡を取り合うようになり、商談につながった。一方日記活用の特徴は、日記を読むことやコメントを書くことを通じて、他の 社員の一面を知ることができ、オフラインでのリアルなコミュニケーションと様々な社員との交流を図ることができた。さらには、知り合 いでない社員への親近感が深まり、社内の人脈ネットワークが広がることによって職場環境がよりオープン化されている。